南大沢どうぶつ病院/多摩八王子動物がんクリニック
「元気そうだから、まだ健康診断は必要ない」 そう思われる飼い主様も多いのではないでしょうか。
しかし動物は、不調や痛みを表に出しにくい生き物です。 見た目が元気でも、体の中では病気が静かに進行していることも少なくありません。
当院が健康診断をおすすめしているのは、 症状が出る前に異常を見つけ、将来の選択肢を守るためです。
血液生化学検査機器
健康診断は「病気を探すもの」ではなく「安心を確認するもの」
健康診断というと、
「病気が見つかるのが怖い」 「問題があったらどうしよう」
と不安に感じる方もいらっしゃいます。
しかし本来の健康診断は、 異常がないことを確認し、安心して日常を過ごすためのものです。
もちろん、もし異常が見つかった場合でも、 早い段階で対応できることで負担を大きく減らすことができます。
年齢によって変わる健康診断の重要性
動物の体は年齢とともに少しずつ変化していきます。
若い時期(〜6歳頃まで)
基礎的な健康状態の確認
将来の比較データを作る
この時期に健康診断を受けておくことで、 後々の変化に気づきやすくなります。
中年期(7歳頃〜)
慢性疾患の早期発見
体の変化を定期的にチェック
病気のリスクが徐々に高まる時期です。
シニア期(10歳頃〜)
より詳しい検査での評価
がんや臓器疾患のチェック
症状が出る前の発見が特に重要になります。
こんなタイミングでは特におすすめです
年に一度の定期チェックとして
シニア期に入ったとき
体重や食欲に変化があったとき
水を飲む量が増えたとき
元気が以前と違うと感じたとき
小さな変化でも、健康診断が大きな安心につながります。
当院の健康診断の特徴
当院では、動物の年齢や状態に合わせて検査内容を調整しています。
血液検査
レントゲン検査
超音波検査
必要に応じた専門的検査
を組み合わせ、総合的に評価します。
また、結果については分かりやすく説明し、 書面でお渡しすることで、ご家族が状況を把握しやすいよう工夫しています。
専門診療の視点を活かした評価
当院では、 腫瘍科(がん診療)、循環器科、腹腔鏡外科、腎泌尿器科などの専門診療にも力を入れています。
専門的な視点があることで、
健康診断の小さな異常からリスクを正確に評価
将来起こりうる病気を予測
適切なフォロー計画を立案
することが可能になります。
健康診断は「今」を守るだけでなく「未来」を守るもの
健康診断を受けることで、
病気の早期発見
治療の負担軽減
長く元気に過ごせる可能性の向上
といったメリットがあります。
「何もなければそれで安心」 「もし見つかっても早く対応できる」
どちらにとっても大きな意味があります。
最後に
健康診断は、特別なときに受けるものではなく、 大切な家族の健康を守るための習慣です。
年齢や体調に合わせて適切なタイミングで行うことで、 安心して毎日を過ごすことができます。
もし健康診断について気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。 一般診療から専門診療まで、動物一頭一頭に合わせた健診プランをご提案いたします。
SUPERVISED BY / 監修
この記事は、南大沢どうぶつ病院 院長・獣医師 保坂 創史(日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医Ⅰ種)が監修しています。
公開日:2026-03-05