castration
避妊・去勢手術
手術を行うことの最大のデメリットは、麻酔のリスクです。当院では手術前に身体検査や血液検査を行うことによって、そのリスクを最小限に抑えています。現在、犬・猫への麻酔の方法・技術は確立されており、かなり安全であると考えております。
その他のデメリットは、太りやすくなることです。しかしこれは、ご家族が食事量と運動量のバランスに気をつけていただくことで、防げると考えています。
このように避妊去勢手術は、デメリットよりもメリットの方が多く、様々な病気の予防にとても効果的です。特にメスの場合には、生後6カ月前後での手術をお勧めいたします。
ABOUT OPE
手術について
来院1回目:身体検査と術前検査
安全に全身麻酔を実施できるかどうか、身体検査と血液検査を行います。
正確な検査のため、12時間の絶食が必要です。ご予約の上、当日の朝ごはんを与えずに午前中に来院してください。
結果をご説明し、手術日の調整をします。
来院2回目:手術当日
手術日当日の午前中にお預かりします。
手術前から、点滴や痛みを晴らすために鎮痛剤の投与を行います。
麻酔導入には、気管チューブの挿管ができるようになるまで、注射麻酔の最低限の投与を行い、その後ガス麻酔に切り替えます。麻酔中は心電図や、呼吸モニター、血中酸素飽和度モニターを用いて、安全に麻酔管理を行います。
手術は獣医歴24年以上の経験豊富な獣医師が麻酔、手術を統括します。また、2名以上の獣医師と合わせて、4-5名のチームで手術を行います。手術の際にはシーリングデバイスを用いて、なるべく体内に糸を残さない方法で、実施します。
手術後は、引き続き手術室にて、スタッフが管理します。その後、麻酔からしっかり覚めたことを確認し、入院室に移動します。
ほぼ全ての患者様で、当日退院が可能です。飼い主様のご希望により、1泊のお預かりも可能です。(追加費用はかかりません)
来院3回目:抜糸
10日前後で抜糸を行います。
CHRGE
去勢手術、避妊手術 料金表(税込)
| 去勢手術 (オス) |
避妊手術 (メス) |
腹腔鏡下 避妊手術 (メス) |
||
|---|---|---|---|---|
| 犬 | 体重10kgまで | 30,000 | 40,000 | 72,000 |
| 体重10-20kg | 33,000 | 45,000 | 75,000 | |
| 体重20kg以上 | 36,000 | 50,000 | 78,000 | |
| 猫 | 20,000 | 28,000 | 60,000 | |
- 表示価格は全て消費税込みの価格です
- 去勢手術、避妊手術の料金には退院までの一通りの料金を含みます
費用に含まれるもの
身体検査料、血液検査料、手術料、全身麻酔料、点滴料、注射料、術後の内服薬、外用薬、一泊の入院費
別途費用がかかるもの
診察料、抜糸料、(必要であれば)レントゲン検査料、超音波検査料など