ごあいさつ
近年、動物たちへの愛情が深くなり、家族の一員として生活をしている動物が多くなりました。大人であれば自分の息子・娘として、子供であれば、自分の兄弟のように接していると思います。このようにヒトと同様の愛情を受け、栄養バランスの考えられた食事や、しっかりとしたワクチン接種などの病気の予防が一般的にされるようになり、動物たちも長生きするようになってきました。それに伴って、獣医療が進歩して様々な病気の治療もできるようになり、ますます動物たちの生活の質も高くなっています。
動物は愛すべき家族の一員として存在するだけでなく、我々人間にはかり知れない愛情を与えてくれます。たとえば、私が疲れ、落ち込んでいるときには、そばにいてくれるだけで心が和みますし、一緒に遊んだあとには心が晴れやかになります。また、子供の良き遊び相手にもなってくれます。
しかし、その動物たちがケガをしたり、病気になってしまった時、そのご家族の心配、悲しみは大きいと思います。
私たちの目標は、動物の病気の予防や治療をおこなうことによって、“ひと”と“どうぶつ”つまりご家族皆さんが幸せになるお手伝いすることです。
進歩する獣医学に遅れを取ることなく研鑽し、正しい知識としっかりとした技術を持って動物たちのケアに臨みます。また、知識・技術だけでなく、ご家族のことを一番に考えた、心のこもった獣医療も提供してまいります。
これからも“ひと”と“どうぶつ”の楽しい生活をサポートさせていただけるように、スタッフ一同がんばってまいります。
南大沢どうぶつ病院 院長 保坂創史